【おうち鰤茶漬けの開発は ”私の健康問題” がきっかけ】
さて、おうち鰤茶漬けシリーズの開発秘話を少しご紹介します。
実は、私 笠井の体調不良がきっかけなのです。
私は、毎朝、4時に起き、6時からの氷見魚市場のセリで、新鮮な魚を買い付けることから1日が始まるのですが、朝食抜きでセリに参加するため、魚の買い付け・出荷・朝礼が終わる10時頃には、小腹がすくのです。
以前は、市販の惣菜やおにぎり、カップ麺を食べる事も多かったですが、この食生活が原因か?、4年前に入院するほどの病気を患いました。
幸いながら、食生活を改善する事で徐々に回復し、その時感じた事が、食育の名言 「人は食べた物で、できている」ということでした。
その病気が発症していたときは、食品添加物の多いものや、悪い脂の入ったものを食べると痛みが再発といった事が多く、本当に食べるものがなく、困りました。
幸い、ぶりステ-キやそばを食べると、痛みが和らぐことが分かり、そればかり食べていました。体重は、半年で20kgほど痩せましたが、体調は良く、しばらくは、健康であることの幸せを感じていました。
ですが、今年の春頃からまた、体調が悪くなり始め、4年前の病気も再発し、体の痛みがひどくなってきました。
料理をする事も辛い日があるため、簡単に調理ができて、良い素材の食べものはないものか・・・?
そこで、思いついた料理が「お茶漬け」です。
お茶漬けは、日本で昔から親しまれている簡単料理の元祖だと思っています。
時間のない私には、お湯だけ掛けて、すぐ食べることのできるお茶漬けは、簡単調理の極みでした。
レトルトのご飯を温め、お椀に入れ、薬味と、温めた鰤と野菜を入れて、お湯を注ぐだけ!
こうして、パッとできて、さらに体にも優しい、良質タンパク質の鰤と野菜がたっぷりのおうち鰤茶漬けが出来上がりました。
1)いつでも、簡単に、短時間で、調理できて、食べやすい。
2)塩麹熟成ぶりの加熱済の切り身と、たっぷりの野菜で、見た目も良く、栄養も満点。
3)毎日でも食べられるように、味はあっさり薄めで、野菜やぶりの味や香りが食欲をそそる。
これが「おうち鰤茶漬け」の3つのコンセプトです。
今では、開発した「おうち鰤茶漬け」を毎日食べて、痛みもなくなり、体調も良好です。
試しに、社員に試食を出した所、手軽で美味しいと、好評だったので、今回、商品化することにしました。
魚を食べる習慣が減っている今、子供から大人まで手軽に美味しく、日々魚を食べて健康な体づくりを応援していけるような新しい「ぶりの食べ方」を今後とも継続して、提案していきたいと思います。
